【RIZIN.43】「クレベル・コイケ vs 鈴木千裕」勝敗予想まとめ

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朝倉未来

• 「鈴木千裕選手はMMAならまだ上位層レベルじゃないと思うよ、正直。でも前回中原由貴選手に勝ったのか」
• 「もうちょっとテイクダウンできる選手とみてみたいけどね。斎藤裕選手とか牛久絢太郎選手みたいな打撃もできてテイクダウン能力高い選手とか」
• 「「クレベル・コイケ vs 鈴木千裕」はクレベルが一本勝ちすると思う。予想はポペガーさすがに」
• 「俺はフェザー級で斎藤裕選手と牛久選手を倒していて実績的にタイトルマッチできると思ったけど」
• 「一緒に練習してた堀江圭功くんがあの倒され方をして、クレベルが中堅選手(鈴木千裕)と遊んでるんでその間に俺はクレベルより険しい道を行ってやるよという気持ち」

鈴木千裕

• 「(朝倉未来選手の中堅選手という発言を受け)格闘技に格上も格下もないんですよ、常にその日強い方が勝つんで。だからそういう風に言ってる時点でダメだと思いますね」
• 「僕が去年中原由貴選手に勝ったように、全然相手のキャリアがベテランでも僕が勝つっていうのはそういう事なんすよ」
• 「格闘技は常に対等で下の者が上の者を狙うんで、「上等だぜ、やってやんぜ」と思いました」
• 「(朝倉未来とヴガール・ケラモフの試合について)ケラモフの外国人特有のバネと身体能力、フィジカルやテクニックにどうやって勝つのかなって」
• 「朝倉未来選手が戦術やテクニックに優れてるのは知ってるんで。それがどこまで通用すんのかなっていう」「まぁ中堅の選手じゃないっていう所を見せてほしいですね、(朝倉未来選手の発言は)因果応報なんで」

• 「クレベルは牛久戦とピットブル戦で組み立て・戦略が違った。今回の試合クレベルが自分から攻めるのか待ちのスタイルなのか、それによって勝敗が左右される気がする。僕やピットブルの時は待ちのスタイルだった」
• 「もし今回待ちのスタイルなら鈴木千裕選手は意外と自分から攻めないと思う。山本空良戦でも行かなかった、ローとかで削ってからパンチで仕留めに行く。それは組みを警戒してるから待ちのスタイルになる」
• 「クレベルは自分から攻めないと鈴木千裕選手にローとかで沢山蹴られて削られと思うし、自分から攻めていけば早い段階で引き込むと思う」
• 「予想としては8：2くらいでクレベルが1本取るんじゃないかな」「鈴木千裕選手は萩原京平戦や山本空良戦でいいポジションを取られてる、これまでの試合では体の強さやバネで弾き飛ばして仕切り直してるみたいな」
• 「ただクレベル相手だと極めの力が尋常じゃないから。ポジションのミスしたら持ってかれちゃうんじゃないかな」
• 「柔術黒帯の人は1つ1つ対処していくけど、鈴木千裕選手のグラウンドは身体の爆発力で押し返してる印象。それをクレベル相手にやっちゃうと逆に取られちゃう展開になると思う」
• 「ただ鈴木千裕選手は1発あってめっちゃ強いから。1R削って2Rに倒しに行く展開もあるかも」

佐々木憂流迦選手は鈴木千裕選手の打撃を評価しつつも、クレベル・コイケの1本勝ち予想

• 「「クレベル・コイケ vs 鈴木千裕」は分かんないです、人なんでどっちが勝つのか」
• 「でも俺的に鈴木千裕は今回、昇侍戦で見せたようなあの最初のスタートダッシュ、あの時はカウンターでポコンって貰っちゃってたけど。本気でクレベルやるならアレで行くしかないんじゃないかなって。」
• 「あれ(開始直後の打撃畳みかけ)が良いんじゃないかなって逆に思うけどね。やっぱあんだけ風圧のあるラッシュを鈴木千裕はできるし、クレベルはそこの部分は対応できないと思うんですけど」
• 「グラップリングになったら極め力が経験もあるし自信持ってやってくると思うから。難しいっすよね」

平本蓮選手は勝敗予想は難しいとしつつも「鈴木千裕の開始直後のラッシュならクレベルをやれる可能性がある」と分析。

平本蓮選手と鈴木千裕選手犬猿の仲だけど、格闘技の実力派認めるとこは認めてる感じいいね

鈴木千裕選手にベルト獲ってもらって、その後「鈴木千裕 vs 平本蓮」で自分がリベンジ＆RIZINフェザー級王座戴冠の一石二鳥狙ってる気もする

• 「鈴木千裕選手は序盤から攻めに行けるタイプでクレベルはスロースターター。鈴木千裕選手が攻めた時にお互いに決めるチャンスが来る。鈴木千裕選手は序盤にダメージを与えられるかどうか、1Rが重要」
• 「クレベルはどの選手とやっても序盤に打撃をもらうけど最終的に極めて勝ってる。それが彼の強さだと思うんで」
• 「鈴木千裕選手のパンチは一撃で意識を刈り取る威力があるからチャンスはあると思うけど、クレベルがその1発で沈むというのはないんじゃないかな。その後じゃないですか重要なのは、パウンド打ちに行って三角締めはいられる可能性もあるし」
• 「クレベル選手はかなり経験があるので相手に飲まれる感じにはならないんじゃないか。ただそれを突破する若さと勢いが鈴木千裕選手にはあると思う」

斎藤裕選手ははっきりどちらが勝つとは明言せず。しかし「鈴木千裕選手にはクレベルコイケを飲み込むかもしれない勢いがある」と分析。

• 「(鈴木千裕がもしかしたらクレベルを打撃でKOするかも？という声もあるが)僕はないと思います」
• 「相性はいいと思う。クレベルは打撃を打つ時身体が開くので、鈴木千裕選手の速いパンチの連打をもらう可能性はある。ただクレベルはその後の対応力があるので、一回触られてしまった時と(鈴木千裕の攻めの)流れを切られた時に終わってしまうんじゃないかな」
• 「クレベルはスロースターター、最初は様子見て相手が疲れてきた所を徐々にハメていくタイプ。鈴木千裕選手は初めにガッーと来ると思うけどそこでクレベルが付き合わず組んだり、組みながら打撃を上手く入れたりすれば普通にクレベルが勝っちゃったなという試合になると思う」
• 「クレベルの強さはテイクダウンできなくても引き込んで何とかできるところ。最近だとレスリングだったり四つ組みからの立ちの状態でもサブミッション取れる状況を狙ってる、牛久戦とか。あれを見た時に誰ももうクレベルに付け入るスキがないなと思った」
• 「クレベルの強さはどんどん進化してる。そこらで寝技を練習したからと言ってクレベルの寝技スキルに対応できるとは急にはならないし」
• 「鈴木千裕選手が「3分以内にKOする」宣言してたけど、そこじゃないですか勝機があるとすれば。最初の3分が勝負」
• 「鈴木千裕選手が今成正和さんや山本空良選手との試合の時みたいに、徹底的にテイクダウン切り続けて寝技に付き合わないって闘い方になると思う。けどその戦い方だとクレベルには勝てない」
• 「しっかり距離詰めて肘なり膝なり当たる距離感でやらないとクレベルが削れていかない。鈴木千裕選手は組み付かれるのを恐れず近い距離でやる必要がある」
• 「近い距離だからって殴り合いをしろって言うんじゃなく、プレッシャーをかけ続けていくことが重要」

金原正徳さんはクレベル・コイケの進化している強さを絶賛。王者クレベルが鈴木千裕選手に「普通に勝つ」と予想。

• 「クレベル有利なんじゃないですかね。クレベル選手は打撃もらうけど決定打にさせないじゃないですか。それって強みだと思う、クレベルがこれまで1回もKOさせてないのは強さ」
• 「ただ他のフェザー級の選手よりも鈴木千裕選手の方が勝つ確率は高いと思います。思いっきり行けるんで」
• 「鈴木千裕選手はレーダーチャートで打撃だけ飛び抜けてる、中の上みたいな選手はクレベルに絶対勝てない」
• 「ガンガン打撃で行ってまったく寝技に付き合わない展開で行けたら、鈴木千裕選手が全然勝つ可能性あると思う」
• 「鈴木千裕選手はクレベル選手と相性はいい」

朝倉海選手はクレベルコイケの強さを認めつつも「鈴木千裕選手が勝つ可能性は全然ある」と鈴木千裕選手推しの予想。また、朝倉海選手と対談していたRIZIN榊原信行CEOも「千裕がクレベルを食う可能性あるね」と評価しています。

ちなみにクレベルコイケへのリベンジに燃える朝倉未来選手は「クレベルが勝つと思う」と予想。

• 「鈴木千裕選手が行くんじゃないかなと思う。勢いに乗ってるし」
• 「クレベルは初めに結構打撃もらうので。鈴木千裕選手は1発があるから怖いと思う」

堀口恭司選手は「鈴木千裕選手が勢い＆1発の強さで勝利する」と予想

ありがちな予想だけど堀口恭司選手が言うとなんか納得させられちゃうよね。理屈抜きで

• 「今のRIZINは選手個人に客がいる状況、朝倉未来しかり平本蓮しかり。一方でクレベルは王者だから価値があってメインをやらせるという状況。クレベルはその状況を変えていけるか見どころ」
• 「鈴木千裕にとってクレベルは相性が悪い。鈴木千裕はレスリングとテイクダウンディフェンスがちょっとできるストライカー。打撃で打ち合いつつテイクダウン狙ってくる相手には相性がいい」
• 「逆にグラウンド特化型のクレベルには相性が悪い。クレベルはそれなりに全部できる上でグラウンドの強力な極めを持っている」
• 「だから打撃でしかフィニッシュできない鈴木千裕と、とりあえず全局面で闘えるクレベルとでは厳しい試合になる」
• 「いきなり引き込まれてチョーク、という展開が一番きつい」
• 「ただ、鈴木千裕にもチャンスはある。最近のクレベルはMMAが上手くなってきて、テイクダウンを狙ったり打ち合ってくれる可能性がある」
• 「この試合のポイントは「クレベルがどこまでMMAをやろうとするか」MMAじゃなく普通にグラップリングをやられたら鈴木千裕は厳しい」

青木真也選手はクレベル有利と予想。ただしクレベルが打ち合いに応じるなどすれば鈴木千裕選手の勝機もあるとのこと。

クレベル・コイケ

• 「皆さんすいませんでした、ごめんなさい。千裕ありがとうございました、すいません」
• 「(気持ちを作るのが)ちょっと難しいけど…明日がんばりましょう」

鈴木千裕

• 「もうここまで来たら関係ないんですよ、クレベル選手俺はやります」
• 「俺ら全力で闘いましょう。世間が何と言っても正々堂々と戦いましょう、大丈夫」
• 「僕たちはファイターなんで。本物と本物、どっちが強いか明日はっきりさせましょう！」

RIZIN榊原信行CEO

• 「クレベルは400gオーバーでタイトル剥奪となります。本当に厳しい世界、それが格闘技の世界なんで」
• 「あと400gが落とせなかった、この400gでベルトを失います。この厳しい世界で格闘家は命を懸けて闘います」
• 「明日、逆にクレベルは勝たなくちゃいけない理由ができたと思います。観る側は面白くなったと思います」

「○ クレベル・コイケ vs 鈴木千裕 ×」試合結果(クレベルが勝利するも体重超過のため規定によりノーコンテスト)

1R お互いに中間距離で見合い慎重な立ち上がり。鈴木千裕が右フックを強振するもヒットせず、クレベルがテイクダウンに成功。

コーナー際でマウントポジションからパウンドを落としていくクレベル、鈴木千裕はブリッジで返そうとするもクレベルがグラウンドでコントロールしていく。

ボディにパウンドを打ちつつ鈴木千裕の右腕を取り、クレベルが前傾になる形でアームバーを極め鈴木千裕を下した。(クレベルの体重超過によるイエロカード提示のため、この試合はノーコンテストに)