元K-1ファイターでRIZINファイターの"バッドナマズ"こと芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)さんの気になる現在やエピソードについてまとめていきます。
K-1を離脱後しばらく試合から遠ざかり「引退説」も噂された芦澤竜誠さんですが、現在は国内最大の格闘技イベントRIZINに参戦し復帰戦が決定。しかもゆくゆくはMMA(総合格闘技)転向するとも宣言し話題に。
格闘家以外にもラッパーとしての顔も持ち、フリーダムな魅力満載の芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)さんの気になる現在までをまとめたのでチェックしていきましょう。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)プロフィール
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)
生年月日/年齢 | 1995年5月1日(28歳) |
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出身地 | 山梨県南アルプス市 |
身長/体重 | 175cm/61㎏ |
戦績 | キック39戦25勝13敗(15(T)KO)1分/MMA1戦1敗 |
獲得タイトルなど | 第2代K-1フェザー級トーナメント3位/第3代INNOVATION(イノベーション)フェザー級王座 |
バックボーン | 空手/キックボクシング/ムエタイ |
その他 | 試合発表の記者会見やアメリカでの練習場所への長距離移動にもスケボーを愛用している。ラッパーとしての顔も持ち、「ナマズ音頭」など自身の入場曲を生披露し入場するという強心臓の持ち主。 |
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)は弱い?
芦澤竜誠選手のキック戦績は39戦25勝13敗(15KO)1分と、勝ち越しているものの13敗と敗戦も目立ちます。このことからかSNSなどで「芦澤竜誠は弱い?」などの声も目にします。
しかし芦澤竜誠選手は60㎏の階級の選手としてはリーチも長く体格に恵まれており、打撃の当て感もいいファイター。格闘家にとって長いリーチなど恵まれた体格は「才能」です。
格闘技のテクニックは練習で身に付けられますが、体格やリーチは持って生まれたものなのでいくら欲しくても後から手に入れることは不可能。
また、芦澤竜誠選手はウェイトトレーニングをやってないナチュラルな筋肉の付き方をした身体で、試合を観てもパワーに頼らないスピード&テクニックが持ち味の選手ということが分かります。
芦澤竜誠選手はたしかに13敗と負けも少なくないですが、K-1時代の試合を振り返ると「対戦相手に合わせた対策をせず、自身のポテンシャルだけで勝負している」ことが敗因と思われます。
トップファイター同士の試合になると、よほどの実力差がない限り勝敗を分けるのは
- 「いかに相手の弱点を突いた対策を立てれるか(相手の持ち味を消せるか)」
- 「試合でその対策通りに動けるか」
が重要。要はいくら強くても実力者同士の対戦となれば対戦相手に合わせた戦略がないと勝率は下がります。
これに対しこれまでの芦澤竜誠選手は対戦相手に関わらず「素の自分をぶつけて勝負」といった感じなので、"芦澤竜誠対策"を練ってきた相手には不利な試合展開になっている印象。
RIZIN.41「芦澤竜誠 vs 皇治」芦澤竜誠が皇治の持ち味を消し完封
2023年4月1日開催のRIZIN.41にて「芦澤竜誠 vs 皇治」が行われ、芦澤竜誠選手が皇治選手に判定勝利。この試合では芦澤竜誠が皇治の持ち味を消し、相手のやりたいことを全くさせずに完封している。
皇治選手は基本的に頭から突っ込み近距離でパンチの打ち合いがしたいファイトスタイル。それに対し芦澤竜誠選手はフットワーク&ポジショニングで距離をコントロールし、皇治選手の得意な距離にさせず自分の長いリーチが活かせる間合いを保っていた。
他にも皇治対策として芦澤竜誠選手は
- 皇治が詰めてきた所へミドルキックを入れ出入りを潰す
- さらに詰めて近距離の間合いに入ってきたらテンカオ(膝蹴りのカウンター)を入れる
- クリーンヒットしなくてもテンカオを多用し警戒させる→皇治前へ出れなくなる
といった戦略で皇治選手の持ち味を完全に消していた。
芦澤竜誠選手はここ最近の試合では自身の長いリーチやキックのテクニックを活かさず、近距離での殴り合いをする試合が多かった印象。しかし「芦澤竜誠 vs 皇治」では相手の持ち味を消すための作戦を立てしっかり勝ちにこだわって闘っていた印象。
「芦澤竜誠 vs 皇治」は芦澤竜誠選手が"恵まれたリーチやテクニックを活かしたファイトスタイルをすれば勝てる"選手ということを証明した試合となった。
K-1時代の芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)
ここからはK-1参戦~離脱までの芦澤竜誠選手の活躍の軌跡を見ていきましょう。
中学1年でキックボクシングを始め、15歳でプロデビューし連戦連勝
芦澤竜誠選手は中学1年生の時に地元のキックボクシングジムに入会し格闘技を始めています。その後2011年(中学3年)にキックボクサーとしてプロデビュー戦を行っている。
当時 芦澤竜誠選手はプロデビュー戦のKO勝ちを皮切りにデビューから9戦9勝と快進撃。MA日本フェザー級新人王トーナメントにて優勝もしており「キック界の期待の新星」のひとりとして注目を集めていた。
芦澤竜誠選手が継続参戦していたINNOVATION(ジャパン・キックボクシング・イノベーション)では
- 2014年8月にスーパーフェザー級タイトルマッチに挑むも狂平に判定負けを喫しベルトを逃す
- 2016年4月にはフェザー級タイトルマッチでアトム小田に2ラウンドTKO勝利し第3代INNOVATIONフェザー級王者に輝く
その後芦澤竜誠選手は鳴り物入りでK-1に参戦。K-1スーパーフェザー級トーナメントにエントリーし注目を集めるも、トーナメント1回戦で伊藤健人選手に判定負けを喫する。
K-1グループのキックボクシングイベントKrush.76にて芦澤竜誠選手が武尊選手の盟友大岩龍矢選手と初対戦、僅差で判定負けを喫している(大岩龍矢とは2019年にスーパーフェザー級トーナメントで再戦、この試合でも判定負け)。
芦澤竜誠が第2代K-1フェザー級トーナメント出場│会見で小澤海斗と舌戦
2018年6月に行われたK-1フェザー級トーナメントに芦澤竜誠選手が参戦。同トーナメントにエントリーしていた当時の武尊のライバル小澤海斗選手や西京春馬選手にSNSなどで舌戦を仕掛けて注目を集めた。
小澤海人選手との因縁はここから始まった
肝心のトーナメントでは一回戦でシルビュー・ヴィテズを1ラウンドに右ストレートでKOし波に乗ったものの、準決勝では舌戦を仕掛けた新鋭・西京春馬にダウンを奪われ判定負けを喫している。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)のニックネーム「ナマズ」の由来
ちなみにRIZIN参戦以降はK-1時代のナマズから"バッドナマズ"に進化。
- 2018年9月にK-1フェザー級スーパーファイトとして「芦澤竜誠 vs 小澤海斗」が組まれる
- 試合自体は芦澤竜誠が2度のダウンを取り判定勝利
- 試合前に芦澤竜誠がツイッターで小澤海斗に対戦要求、記者会見でもお互いバチバチの舌戦に
- 止まらない芦澤竜誠の毒舌にブチギレた小澤海斗が「黙れよナマズくん」と返し一触即発の事態に
- この時のナマズ発言が話題になりナマズが芦澤竜誠のニックネームになる
芦澤竜誠「ナマズ音頭」のアニメPVが完成
2023年5月1日、芦澤竜誠選手の誕生日のお祝いとして盟友・マッコイ斎藤さんから「ナマズ音頭」のPVが贈られた。日本画風のアニメPVで"日本の枠に収まりきらない"芦澤竜誠選手だからか英語字幕付きとなっている。
動画のコメント欄には
- 「マッコイの芦澤竜誠愛を感じる」
- 「小澤海斗に感謝」
- 「英語字幕付きなの草」
などのコメントが寄せられた。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)の現在は?
ここからは芦澤竜誠選手のK-1時代終盤~RIZIN参戦を果たした現在までの経歴・エピソードを紹介していきます。
ラッパーRYKEY(リッキーダディダーティ)が芦澤竜誠にボクシングマッチを要求
K-1で「芦澤竜誠 vs ホルヘ・バレラ」が決定していた芦澤竜誠選手に2019年2月、インスタライブにて人気ラッパーのRYKEY(リッキーダディダーティ)が芦澤竜誠にボクシングルールでのスパーリングを要求。
これを受け芦澤竜誠選手は
「ラッパーのRYKEY君が俺に勝てるとか夢のようなこと言ってるんでスパーリングします」
「普通にジムでやってももったいないし、ABEMAで企画すれば視聴率取れんぞ!」
と応じる。
一方RYKEYさんは
「俺はどこにも逃げないし、芦澤竜誠を格闘家としてリスペクトしてる。俺達は最高のエンターテイナー」
とアンサー。この両者のやり取りには賛否両論上がっており、「プロ格闘家のやることじゃない」など否定的な意見も多かった。これらの意見に対し芦澤竜誠選手は
- 「畑は違えどリスペクトしてる者同士がこうやってるから世間が盛り上がってんだろ?」
- 「ラッパーや格闘家でRYKEY君や俺みたいに(注目を集めることが)できる人いますか?」
と持論を展開している。
芦澤竜誠、2019年にK-1で大岩龍矢に判定負けし引退するも翌年に現役復帰
2019年3月に行われたK-1歳代のイベントK’FESTA.2にて「芦澤竜誠 vs ホルヘ・バレラ」が組まれる。ホルヘバレラはスペイン軽量級トップのキックボクサーで、K-1では同階級のトップファイター小澤海斗選手や村越優汰選手を下している強豪ハードパンチャー。
しかし芦澤竜誠選手は試合前から一貫して強気な姿勢で
「バレラは俺とは全然レベルが違うと思いますよ」
- 「バレラはパンチが上手く回転力がある選手。だけど俺には通用しない」
- 「バレラはパンチしかないからやりやすいタイプ。今の俺ならKOできる」
と豪語するも、試合ではホルヘバレラに1ラウンドで3度ダウンを奪われKO負けを喫した。バレラのパンチが思ったよりも伸び芦澤竜誠選手は対応しきれていなかった印象。
試合後に取材されるも荒ぶる芦澤竜誠はこれを拒否
その後芦澤竜誠選手は2019年6月に開催されたK-1スーパーフェザー級トーナメントに参戦、Krush.76にて対戦した大岩龍矢選手と再戦。芦澤竜誠は「今回で終わってもいい、この試合で負けたら引退する」と宣言し背水の陣の覚悟で試合に臨んだ。
前回の試合では僅差の判定負けを喫しており、芦澤竜誠選手はリベンジに燃えていたが2度ダウンを取られ大差の判定負けとなる。
大岩龍矢選手に敗戦した芦澤竜誠選手は3連敗となり、試合前の宣言通り現役引退を表明
試合後、芦澤竜誠選手は
- 「大岩龍矢選手は強かったです、パンチも見えなかった」
- 「試合前に負けたら引退宣言してて男に二言は無いです」
「また逢う日までさようならって感じですね」
と語りK-1ファンに惜しまれつつ引退した。
引退後の芦澤竜誠選手はABEMA格闘チャンネルの企画に出演後、2020年12月に島野浩太郎選手との対戦で現役復帰。
「芦澤竜誠 vs 島野浩太郎」は打ち合い上等のファイトスタイルの島野選手に2ラウンドKO勝利。その後は村越優汰選手との再戦や卜部弘嵩選手と試合し、2022年2月の試合を最後にK-1での試合は行っていない。
THE MATCH 2022「芦澤竜誠 vs YA-MAN(ヤーマン)」が決定
2022年6月に行われたK-1対RISEの夢の対抗戦(シュートボクシング勢も参戦)「THE MATCH 2022」にて「芦澤竜誠 vs YA-MAN(ヤーマン)」が決定。
「THE MATCH 2022」は武尊vs那須川天心をはじめ、海人/野入正明/安保瑠輝也/原口健飛選手など各団体の王者クラスが参戦していたなか「芦澤竜誠 vs YA-MAN(ヤーマン)」はひときわ異様な盛り上がりを見せた。
「THE MATCH 2022」の対戦カード発表記者会見にて、芦澤竜誠とYA-MAN(ヤーマン)はバチバチの舌戦を繰り広げ話題に。
両者の舌戦はヒートアップし会場スタッフが間に入り仲裁。ここでの因縁が試合を盛り上げるスパイスとなり、試合時の選手コールではファンの歓声で地鳴りが起こるほどの盛り上がりを見せこの試合への格闘技ファンの期待度が現れていた。
ちなみに「芦澤竜誠 vs YA-MAN(ヤーマン)」は本来両者の階級が異なるため62.0㎏契約での試合となり、これは芦澤竜誠が体重を上げてヤーマンに合わせた契約体重になった。またこの試合ではYA-MAN(ヤーマン)の要望を飲む形で、芦澤竜誠は慣れないOFG(オープンフィンガーグローブ)を着用して対戦になりYA-MAN有利な条件で行われている。
試合は早々に打ち合いになりYA-MANがダウンを奪い、続いてYA-MANの左フックがクリーンヒット。芦澤竜誠が立ち上がれず1ラウンド1分49秒KO負けとなった。不利な条件であっさり負けたものの、芦澤竜誠が「THE MATCH 2022」を熱狂させたのは間違いない。
東京ドームで開催の「THE MATCH 2022」という大舞台でも入場曲を生披露し入場する芦澤竜誠選手(大物ラッパーANARCHYさんとコラボしての入場)。大一番の試合前にこれができる強心臓がヤバすぎる。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)がK-1離脱、アメリカに渡り武者修行
「THE MATCH 2022」でのヤーマン戦にKO負けした芦澤竜誠選手は自身のYouTube動画で心境を語った。
「YA-MANとの試合では自分に全てかけて臨んでたからすべて失った、日本に居たら俺がダメになる」
と7月から2か月間のアメリカ武者修行に出ていることを報告。自分のことを誰も知らないアメリカでMMA(総合格闘技)の練習を積み始めた芦澤竜誠選手。
- ヤーマン戦は芦澤竜誠にとってめちゃくちゃ大事な試合だった、いい試合だったと言われても格闘家は結局勝ち負けで判断されるから勝たないと
- 日本に居たら馴れ合いになってダメになると思った、自分を誰も知らない場所で一からやり直すため単身アメリカ修行に行った
- 芦澤竜誠はアメリカ言ってもぶちかませるのか自分でも楽しみ
- アメリカではカリフォルニア州にあるMMAの名門ジム「チーム・アルファメール」でMMAの練習を開始(UFC王者も輩出している名門)
- チーム・アルファメールでは自分より上の階級のUFC選手と急にガチスパーをすることになり、かなりハードだった様子。日本でのキックスパーはお遊びだったと感じた
- しかしそういった厳しい環境に身を置いたことで「日本での芦澤竜誠は井の中の蛙で勘違い野郎だった」と語っている
- 「MMAでの芦澤竜誠はヤバいよ」と自信満々で豪語
また、7月のカリフォルニアは猛暑と乾燥が酷かったらしく、アメリカの食事も合わなかったためかなり辛かったようで「水も硬すぎて飲めたもんじゃない」とのこと。体調を崩した芦澤竜誠選手は病院に行ったものの、保険に入っておらず(受診に大金がかかると言われ)仕方なく自力で治したエピソードも語っている。
芦澤竜誠がK-1との契約を満了
2022年12月3日をもってK-1との契約が満了した芦澤竜誠選手。
ここから新たなステージに向かうとのことで、
- 「K-1との関係はpeace(ピース)」
- 「これからは外からK-1を応援していきたい」
「K-1があったからここまでやって来れた、K-1での技術も背負って他の団体で活躍していく」
と語り、K-1を離脱してもK-1との関係は良好とのこと。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)がRIZINに電撃参戦!復帰戦は「芦澤竜誠 vs 皇治(こうじ)」
K-1を卒業した芦澤竜誠選手、次なるステージはなんと「RIZIN参戦」。しかも復帰戦の相手はK-1時代からの因縁の相手でもある皇治(こうじ)選手に決定した。
大阪ぶち上げようか🔥 pic.twitter.com/9BVEkQLJdO
— 芦澤竜誠 (@ryuseiashizawa3) February 16, 2023
- RIZIN.41「芦澤竜誠 vs 皇治」はキックボクシングルール
- 芦澤竜誠選手「キックの試合は今回がラスト、そのラストの試合に皇治は相応しい相手」
- 「この試合の次からMMA(総合格闘技)転向するんでよろしくお願いします」
- 記者会見で両者はバチバチの舌戦を繰り広げ大きな注目を集めた
両者の記者会見の詳しい様子はこちら↓
「芦澤竜誠(あしざわりゅうせい) vs 皇治(こうじ)」試合結果&試合展開
RIZIN.41「芦澤竜誠 vs 皇治」試合結果…芦澤竜誠が2-1判定勝利
僅差の判定になったものの、試合内容的には芦澤竜誠がフットワークと距離を制し皇治の得意な近距離でのパンチを封じて試合を支配した
1R 芦澤竜誠が長いリーチを活かし左ミドルを蹴っていく、皇治は得意の近距離に入れず。皇治が入ってきた所へ膝のカウンターも見せる芦澤竜誠、決定打の無いままラウンド終了。
2R プレッシャーをかけ徐々に距離を詰める皇治だが、芦澤竜誠はステップワーク&ヘッドムーブでパンチを当かわす。
3R 皇治が強引に詰めローからのワンツー、芦澤竜誠は膝のカウンターを多用。テンカオがクリーンヒットし身体がくの字に曲がる皇治、徐々にボディへのダメージが蓄積した様子の皇治の動きが落ち始める。
判定勝利後喜びを爆発させる芦澤竜誠、リング上でナマズ音頭を熱唱した。
この「芦澤竜誠 vs 皇治」戦がキックルールでの最後の試合と公言している芦澤竜誠選手。芦澤竜誠選手は今後について
- 「RIZINのMMA選手を倒していきたいっすね、革命を起こしたい」
- 「MMAデビュー戦は早くやりたい、大みそかじゃ遠すぎ」
- 「YA-MAN(ヤーマン)は絶対倒したいと思ってます」
と語り、今後のRIZINでのMMA(総合格闘技)ルールでの試合に自信満々で意欲を見せている。"最激戦区"RIZINバンタム級戦線を芦澤竜誠選手が掻き乱せるか注目。
RIZINバンタム級ランキング│"RIZIN最激戦区"最強は?
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)
- カウンターの膝は皇治対策で用意してきた、あれがあったから皇治は入ってこれなかった
- 皇治選手は打たれ強いし気持ちが本当に強いっていうのは分かってた、流れで倒れたらいいやって思って闘ってました
- 膝蹴りが何発もクリーンヒットして効いてたのに皇治は気持ちは全然折れてなかった、凄いなって思った
- 今回の試合は生きざま、これが俺の生きざまであいつのはダサい。今回の試合は結果がすべてなんで必ず勝とうと思ってました
- 皇治とはもう今回で終わったっすね。皇治がMMAで頑張ってくれたらまたあるんじゃないっすかね
皇治(こうじ)
- 何も言うことはない、最高でしたよ
- 相手が彼(芦澤竜誠)やったからここまで盛り上がりましたし何も言うことはないですよ
- ここまで最高のファンや仲間に支えられて幸せでした。何度もメッキ剥がれたけど張り直せばいいと思ってやってきた
- 本物だけが生き残れるんじゃなくて、ニセモノだって馬鹿にされても必死にやれば生きていけるっていうのを証明してきたつもり
- 大口叩いて負けることの意味は充分わかってます
- エイプリルフールに引退するっていうのも俺らしいすべての方々に感謝してます。本日をもって皇治は引退します、ありがとうございました
追記…2023年大晦日開催のRIZIN.45にてMMAルール「三浦孝太 vs 皇治」決定。皇治選手がMMA転向することが発表されている。
芦澤竜誠がMMA(総合格闘技)転向を宣言「MMAはケンカだから俺に向いてる、UFCを目指していきたい」
RIZIN.41での皇治選手とのキックボクシングルールに勝利した芦澤竜誠選手。それ以降のRIZINでの試合はMMA(総合格闘技)ルールで行っていくと宣言。
ちなみに芦澤竜誠選手は過去に「ヤーマンと必ず再戦する」と語っていたものの階級が異なります。しかし両者の再戦を観たいという声も多そうなので、間を取ったキャッチウェイトでいずれMMAルール「芦澤竜誠 vs ヤーマン」の再戦が組まれる可能性も?
また、芦澤竜誠選手はまだMMA転向してないにもかかわらず、RIZIN参戦記者会見で
「MMAやるならUFCを目指していきたい」
「MMAはケンカだから俺に向いてる」
と豪語しており賛否両論に。
芦澤竜誠と平本蓮はK-1時代のチームメイトで盟友
芦澤竜誠選手はRIZINフェザー級に参戦中の平本蓮選手とK-1ジム「チームペガサス」の元チームメイトで、両者はK-1時代からの盟友として知られています。
ちなみに芦澤竜誠選手と平本蓮選手はお互いK-1同門時代からMMA(総合格闘技)転向を意識していたとのことで、
- 「将来的にはUFC行きたいよねと話してた」
- 「蓮が先にMMA転向して、俺も今がMMA転向するタイミングだった」
と語っている。
【RIZIN.45】MMAルール「太田忍 vs 芦澤竜誠」決定
2023年12月31日開催のRIZIN.45にてMMAルール「太田忍 vs 芦澤竜誠」が決定、芦澤竜誠選手のMMAデビュー戦の相手は"レスリングエリート"太田忍選手という超強敵となった。
「RIZIN.45はナマズ3枚下ろし解体ショーをお届けします!」
と芦澤竜誠戦に余裕を見せており、芦澤竜誠選手が太田忍選手の高速タックルを切り続けMMAデビュー戦をKO勝利で飾れるか見届けましょう。
あしざわりゅうせいとマッコイ斎藤の「芦澤竜誠と行くぶらり喧嘩旅」
2021年にスタートしたABEMA TVの人気企画「芦澤竜誠と行くぶらり喧嘩旅」シリーズ。芦澤竜誠選手がマッコイ斎藤さんを旅のお供に日本全国を旅する番組。
ちなみにマッコイ斎藤さんはTVディレクター/プロデューサー/演出家で、元ボクシングミドル級世界王者の竹原慎二さんの「竹原テレビ」や「貴ちゃんねるず」なども手掛けている。
2022年12月からは芦澤竜誠のアメリカ武者修行に合わせて「アメリカ編」がスタート。芦澤竜誠の「チーム・アルファメール」でのMMA練習風景やカリフォルニアでのオフの過ごし方などが垣間見え、芦澤竜誠ファンにはたまらない内容に。
芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)の現在まとめ
元K-1ファイター芦澤竜誠(あしざわりゅうせい)選手の気になる過去から現在までの活躍をまとめました。
- K-1離脱後の現在はアメリカ武者修行を経てRIZINに参戦
- RIZINで因縁の相手、皇治選手とのキックラストマッチで完勝
- 今後はRIZINでMMA(総合格闘技)転向を表明、MMAデビュー戦の相手は"レスリングエリート"太田忍選手に決定。
皇治選手との試合ではこれまでと異なり、戦略&テクニックを見せた芦澤竜誠選手。次戦からMMAにチャレンジということでどんな試合を魅せてくれるか"MMAファイター芦澤竜誠"からも目が離せません。